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(59) 次男の「つくる」

無事、アジモフ先生のミッシングロボット中編「ミラー・イメージ」を読み終えたさるべーじですこんばんは。

まぁ確かにベイリもR・ダニールも出てきて、あいもかわらずな強引でステキな推理ッぷりでした。けれども。

夢は叶った。そして、夢は終わったのだ。

…もう、次の夢に向かって進むしかない、と話は拡がっていくんですが。


さて。

わが家はにょーぼの趣味で、気合いの入った積木や遊具がけっこぅあるんですけれども。
長男が小学校も後半に入りすっかりTVゲーム小僧になってしまったので、積木はもっぱら次男が使うようになっています。

確か去年の今頃は、四角い積木を1列に並べて「スーパーマリオのステージだ」と言い張ってみたり、適当に四角く積みあげて「トイレだ」と主張してみたり、まぁなかなか子供らしい見立ての入った作品を披露してくれていたんですが。

先日私が仕事から帰ってくると、ゲームを作ったから遊んでもいいよ、と言ってきて。

ウチの立方体の積木には、4×4にはめ込める木枠のケースが付属しているんですが。
4色の積木を4個ずつ適当に入れてから1個抜き、スライドさせて同じ色ごとに列にまとめろ、と。

15パズルの簡易版みたいなモノです。

台所のキッチンタイマーを持ってきて、制限時間は3分間、とのこと。
やってみると、これが意外とおもしろい。

長男が制限時間ぎりぎりでクリアして。
私は親父の貫禄を見せて1分でクリア。

ちょっと調子に乗って、よーしおとぅさん今度は30秒に挑戦だー。

いゃけっこぅ真剣に。29秒59くらいでなんとかクリア、子供らからの称賛を受けたわけですが。

それにしても、いつのまにか「形をまねる」から「機能をまねる」に、次男の積木遊びが成長していました。
大の大人がついおもしろい、と思えるほどのステキなルールまで自分で考案するとは。

まさか積木でゲームができるとは思ってなかったもんなー。いゃびっくりしました。

ちなみにこのゲーム、彼の中での位置づけとしては「TVゲーム」だといぅことになっていました。
ですから、2面目以降は立方体が横(穴が開いている面が上に来るのが縦)だと移動させてはいけないんだそぅで。
じゃあクリアできないじゃん、といぅと、特定の立方体を移動させると、特定の色の立方体を縦←→横に回せるスイッチが登場するんだよ、とスイッチ用の小さな丸い積木を各色分脇にそろえてありました。
適当にどこかの積木をずらしてから自分で丸い積木をスペースに置いて、わぁスイッチが出たぁ、と実際に指で押して、手で横になっている立方体を縦に入れ換えて。

手動でやっちゃ意味ないじゃないかと思ぅのは大人の俗物思考、次男はTVゲームのルールを積木で「見立て遊び」しているといぅ、ちょっと大人には思いつかない自分の世界を作っていたのでした。

ちなみに1面目は青のステージ。以降黄色のステージ、緑、赤と全4面の大作なんだそぅです。


それからしばらくしてから。

今度のは元ネタがわかります。スーパーマリオボールからインスパイアされたんですね。

こないだの木枠のケースの手向こうに、円筒形の積木を青→赤に至るよぅにグラデーション状に並べてあって。
円筒形を寝せてあるので転がらないように直方体の積木で添え木がしてあって。
木枠のケースの中には細長い直方体の積木が1個とビー玉が1個。

これでピンボールをやれ、と。
失敗すると円筒積木のインジケータが1つずつ減らされて、0になったらゲームオーバーだと。

いゃ見立てとしてはわかるが、やれと言われてもこれは実際には無理だろう。
と思い、彼の見立て方(どぅ遊んだら彼の世界の中での「ゲームを操作した」のか)を知ろぅと、お手本を見せてもらえないかとお願いしてみました。

次男、細長い積木を左手に持ち、ビー玉を盤面に投げ入れたかと思ぅと猛烈な勢いで積木で上に向かってはじいて。
おぉっ、ほんとにピンボールのフリッパーの動作が再現されている!
私の世代なら、野球盤のバットの動作だと思っていただけると理解が早いんですが。

見立てではなく、ほんとにフリッパーでボールをはじける実用性を持ったゲームになっていました。いゃまたびっくり。

空振りすると失敗といぅことでインジケータが減るといぅルールでした。
インジケータは自分の手で取り除くことになりますし、そもそもボールがどこに当たったら何点といぅのは適当に雰囲気で叫んでいますので、まぁそのへんが見立てなんですけれども。
彼の世界の中では、インジケータは自動的に目減りし、木枠のすみにボールがぶつかるたびに得点が増加していく、そんなTVゲームが完成していたんですね。


さらにしばらくしてから。

仕事で遅くなって午前様近くにへろへろと帰ってきたら。
居間いっぱいに次男の積木作品が展開されていました。

もー居間いっぱいに公園のジオラマが。

次男は公園が大好きで、トイレが大好きで。

まず中央に目玉となる特大の遊具。
その回りに滑り台が2つもあり。ブランコもひとつ。
奴がこだわるトイレもジオシェイプ(といぅブロック)で別に作って並べ。
水遊びのできる浅い池もコイン型の積木で作ってあって。
周囲には小さな積木をちりばめ、本人が言うにはキノコがいっぱい生えているんだそうとにょーぼの解説を受け。

いゃ、これはみごとでした。
彼の世界の理想の公園の魅力が余すところなく伝わってきて。
こんな公園になら私も一緒にぜひ一度行ってみたい、と思わせるよぅな。


去年のクリスマスに、次男とツリーの電飾に見入っていました。
あの時、彼は電飾を作った人に思いを馳せ、「きっとおうさまだよ」と。

彼は日々、あの時のおうさまに向かって精進しています。

ばか親としては、本気ですごいなぁと。
出来高もそぅですが、その精進っぷりに。

なんの。とぅちゃんだってまだまだ負けるかよ。

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