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(46) ソフトバンク

blogをlivedoorに変えてみたさるですこんばんは。
いやぁやっぱココログよりデザイン的に納得できますね。読みやすいっすよ。


私が初めて買ったコンピュータは、Sharpのポケットコンピュータ PC-1211でした。
レジのレシートのようなプリンタもついて、記録媒体としてカセットレコーダへの出力端子もついて。
新聞広告の通販で買ったので定価で。しかもその直後に機能がアップされたPC-1500が発売されたりして、なかなか大人の世界の生き馬の目の抜きっぷりを体感した20の春だったりしたもんですが。

でもこの頃って、個人用コンピュータ自体が黎明期だったんですよね。だから、学ぼうにも手段がない。
マイコン(パソコン)向けに雑誌が発刊され始めたばっかりで、もっとマイナーなポケコン用の書籍なんて…1冊だけありました。貧乏人の財布にはちょっとキビシい価格だったように覚えています。2~3本屋に通って中を覗いてため息ついて、飯を何食か抜いて浮かせたお金で購入したような気がします。

当時(もぅちょい後だったかなぁ)パソコンのBASIC講座をTVでやってまして。アプリも何もないんだから、言語を解説するしかなかったんですよね。その番組、すっとぼけた先生の「パソコンは、習うよりも慣れろと申します。」なんてフレーズで始まっていた(終わっていた?)ような気がするんですが。

その先生のお言葉を体現するかのよぅに、買った本に載っているプログラムソースを片っ端から入力していきましたよ。
まだFDも高価でしたし、カセットテープをおまけに付ける発想なんかもなかったので、ソースをリストの形で印刷してあるのを手で打ち込むのがふつーでしたし。
ポケコンに添付されているマニュアルも決して質のいいものではなかったので、ソースを打ち込んでいきながら、各コマンドの具体的な使い方を肌で学び取っていったんですね。

あの本がなければ、私の人生はまた全然違う道だったかもしれません。
今でも表紙を覚えています。背景も何もない白表紙に、ポケコンがななめに飛び出していて。
その下の方に、ロゴデザインもされてない黒ゴシックで。

(株)ソフトバンク。

見たこともない会社でした。
すごい会社があるもんだ、と思いました。
その会社が、各社のパソコン用に「Oh!」シリーズを創刊、全国のパソコン少年を啓蒙していく牽引役になっていったのはもう少し後のことになります。


yahoo!BB。

安かろう悪かろうのADSLサービスの代名詞のようになってしまいました。

ひと頃の放置サービスはすごかったですね。開設時のNTTとのやりとりがややこしいこともあって、ひどいケースでは申し込み後半年~1年も放っておかれた、なんて苦情が全国レベルで。
一度yahoo!に申し込んでしまうと、yahoo!側で解約処理をしてくれないとNTTへ移行することもできず、ずいぶんイタい目を見た方も多いと聞いています。

あれ、どうも顧客管理システムがきちんと運用されていなかったらしいんですね。
そこへ持ってきて、即席で頭数だけ雇い込んだ社員の平均的な質の悪さが輪をかけたんだと私は思っているんですが。

そのほとぼりが冷めた頃。

大学へ行きたいだのやめたいだの好き勝手なだだをこねまくっているうちにすっかり華がなくなってしまった若手女優を起用して、ADSLモデムを街頭でタダでばらまいてまでむりやり顧客数を増やしておいて、450万人分の個人情報を一気にどーんと大放出ですよ。

すいませんがそのニュースを知った時、まず思いました。

ああ、やっぱり。

別にADSLサービスに限らず、何でもそうなんですけれども。
売る側は、声高に「多機能」「高性能」を叫ぶんです。だから、ウチのを使ってください、と。
でも、トラブるのはほとんど、対顧客への対応の部分なんですね。

ひと頃のSOTECもそうでした。
徹底的にコストを削減して、目を引くようなデザインとカタログスペックの高さを売り物にして。
しかし、壊れやすさと、壊れた時の対応のまずさが一気にブランドイメージを下げてしまいました。
(個人的にはパーツの拡張や交換が非常にしにくい部分もキツかったですが。)

今回のyahoo!BBも典型的なパターンです。
放置サービスは一応収まったようですが、あのトラブルの根幹は、対応した社員一人一人の誠意のなさだったはずです。
そこが改善されないまま、単純に効率的に業務が流れるようなシステムを組んでしまったら。
流通するデータを個人的に利用しようという人間が出てきても当たり前じゃないですか。

どんなに安かろうと、どんなに速かろうと、それをサービス選択時の第一基準にしてはならないと思います。

今までその会社がどんな顧客対応を行ってきたのか。
仮に何かトラブルがあっても、その時にどう対応してくれるのか。

ですから。
札幌駅の周辺で、地下街で、狸小路で、白いスタッフジャンパーのお兄さんお姉さんが「yahoo!BBいかあっすかー」といくら声を張り上げても、立ち止まる気にはなれませんでした。
知ってましたもん。yahoo!BBが、顧客をどう考えている会社なのか。
ガンバってるお兄さんお姉さんには申し訳ないんですけれども。

どうもこのへんいろいろ調べてみると、もう2つ3つ、あとあとトラブルになりそうな火種が見受けられるんですよね、このサービス。今後表面化するかどうかはわかりませんが。


yahoo!BBの運営実体は、ソフトバンクBBです。

あの本には「さぁこれからやるぞっ!」って意気込みが確かにあったんだけどなぁ。
コンピュータの未来も、自分の将来も、全部見えたような気がしたんだけどなぁ。

どうして株価操作にしか興味のないような会社になっちゃったんでしょ。
私の若い頃の情熱は、間違っていたんでしょうか。…しっかりしてくれよ、ソフトバンク。

…お願いだから。(T-T)

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