(5) VB5:付属のクリスタルレポートOCXがハングアップする
旧々猿頁から収録。 日付を管理していなかったので、正確な記述日時がわかりません。 ので、サイト「猿頁」開設日としました。御了承ください。
Q. 付属のクリスタルレポートOCXを使うと吹っ飛びまくってしまう。
A. CO2C40EN.DLLにパッチを当てよう。
この情報および解決に必要なモジュールは、 日本マイクロソフトのHPから提供されていました。(←リンク切れのためリンク削除 2006.03.21)
が、今えらいことになっています。
とりあえず結論だけ先にいいます。 エージーテックのHPの「Crystal Reports 関連」-「CO2C40EN.LZH」がパッチモジュールです。(←リンク切れのためリンク削除 2006.03.21)
なお、パッチ作業は一筋縄ではいきません。必ず事前に 「概要」も合わせてお読みください。(←リンク切れのためリンク削除 2006.03.21)
思えばCrystal Reportsも不運なソフトです。
まずもともとCrystal ReportsはCrystal Computer Services, Inc.の製品だったのが、いかなる事情か Seagate Softwareに移行してしまいました。
HPは相変わらずhttp://www.crystalinc.com/ のままですので、吸収合併されたと見ているんですが。
日本国内ではエージーテックと ウッドランド株式会社シーダー事業部(←リンク切れのためリンク削除 2006.03.21)の 2企業が取り扱っていますが、これがいったいどーいう位置づけになっているのかさっぱりわかりません。
現在製品版Crystal ReportsはVer6.0ですが、これも相手のことなどおくびにも出さずそれぞれが販売しています。 これらが同じ製品なのかどうかすらもよくわかりません。
(私はこの2社とも信用しておりません。Ver4.5の時に製品版を一度購入しましたが、製品・サポート対応ともに とても満足できる状態ではありませんでした。ソフト自体は優れものだと思うんですが…)
VB4/5に添付されているCrystal Reportsは、製品版Crystal Reportsのサブセットということになっています。 こないだまでこのサブセット版Crystal Reportsのサポートはエージーテックが行っていたのですが、 98/04/14に、サポート先が日本シーゲイトソフトウェア(株)に変更になってしまいました。一方で、新規サポート先である 日本シーゲイトソフトウェア(として紹介されている米国Seagate Software)のHPのどこを探しても見つかりません (でした。少なくとも、私には)。
実は、まだエージーテックのHPの中にあります。
マイクロソフトHPからのリンクを(どうも一方的に)切ってしまうエージーテックのことですから、この提供ページも いつまであるかわかりません。で、ここではなるべく長い間入手できるように、対象モジュールの直リンクを紹介して おきます。
CO2C40EN.LZH : http://prox.agtech.co.jp/update/CO2C40EN.LZH(←リンク切れのためリンク削除 2006.03.21)
RTPATCH.LZH : http://prox.agtech.co.jp/update/RTPATCH.LZH(←リンク切れのためリンク削除 2006.03.21)
アップデート手順 : http://prox.agtech.co.jp/update/CO2C40EN.TXT(←リンク切れのためリンク削除 2006.03.21)
CO2C40EN.LZH、これ、実は単なる差分ファイルです。アップデートプログラムではありません。この差分ファイルから アップデートを実行するには別途RTPATCH.LZH(の中に含まれるRTPATCH.EXE)が必要になります。また、この2つの ファイルをきちんと入手してから、CO2C40EN.TXTに記述されているややこしい手順どおりにアップデート作業を行う 必要があります。
正直、こんな間違いやすそうな提供手段をつらっとやってしまっているがわかったときには、「うーんさすが エージーテック、サポートの仕方が並みじゃないねぇ!」と感心してしまいました。
パッチ当てに成功すると、今までバージョン4.6.1.206(193,024Bytes)だったCO2C40EN.DLLが、4.6.1.106(748,160Bytes) にバージョンダウン します。バージョンダウンにもびっくりしましたが、ファイルサイズが全然違うのにはもっとびっくりしました。
どー考えても不具合修正ならそんなにそんなにサイズなんか変更されるはずはないんです。 倍のサイズになってもびっくりするのに、約4倍だぁ?
しかもバージョンダウンしているってことは、新たに不具合修正したんじゃなくて、ひとつ前のバージョンに 戻しただけじゃん、と推測してしまいます。
だったら、元々VB5 CD-ROMに格納されていたCO2C40EN.DLL(4.6.1.206)はなんだったんだ?
しかもバージョンダウンならややこしいことしないでDLL直接配布しちゃえばいいのに、あのめんどくさい RTPATCH.EXEを当てる理由は何なんだ?(差し替えモジュールだけで動作ししちゃうようなファイルの場合は、 不正使用防止のために元々のファイルを持っていることをキーにするということはときどきありますが、 CO2C40EN.DLLなんか単体じゃどーしようもないんだから、まったく意味ないぞ!)
おかげさまでVB5+CRでトばなくなりました。ありがたいことです。
しかし、このへん実に対応の方法も内容も不透明で、大変不快です。おまけにサポートの各社押しつけ合いで 大変振り回されました。
繰り返します。私は、Crystal Reportsは使いものになる水準をきちんと満たした、すばらしいソフトだと思っています。 しかし、対応やサポートの今までのいきさつを考え合わせると、責任あるソフトを開発するときに(私はそれが商売ですので) とても採用できる状態ではありません。
VB5添付のサブセット版で簡単に作成できて、「販売店やメーカーのサポートが必要になる局面はたぶんないだろう」と タカをくくれるときだけ使っています。
そうでないときは、使いにくかろうと開発に時間がかかろうとBOCのVS-VIEW(これは帳票印刷に特化しているわけでは ないんですが)ですね。