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2007年08月13日

05 StarSuite とは何ですか。

Google パック ヘルプ: StarSuite とは何ですか。

Googleパック自体がかなり戦略的な取組だったり、完全無償かと思いきや実は半年の使用制限のものが含まれていたりしていた(Norton AntiVirus。現在ではNorton Security Scanに提供内容が変更されている)あたりでなかなかあなどれないサービスだったりもするわけですが。

米グーグル、日本語版Googleパックをリリース:ITpro 

で、どうもこのGoogleパックで、StarSuiteの提供が開始されたっぽいんですね。

…うーん、これはどうなんだろう。

私は今まで同一テクノロジの無償提供版がOOo、商用提供版がStarSuiteって理解でいたんですが、今回のGoogleパックの動作でこの棲み分けが崩れてしまったような気がします。

さて、こうなると、Googleは最終的に何をしたいんだろうとか、今回の提供がいつまで続くかわからない状態でOOoからStarSuite(特にOOoBasic→StarBasic回り)へ使用を移行してしまっていいもんなんだろうかとか、GoogleパックがOOoではなくStarSuiteを採用したのはLGPLがそぐわなかったからなんだろうかとか、今までStarSuiteを日本で提供してきたソースネクストの立場は?(限定5万本だからいいのか?)とか、

いろいろ考えちゃうわけです。

ついでに、StarSuite/OOoが「MS Office互換」を謳っているのも個人的にはあまりしっくりきていないところで。
あくまでも互換なのはドキュメントレベルであり、それも決して完全ではなく。

まぁこんだけややこしいフォーマットで完全互換なんてのは絵空事だってなわかっちゃいるんですが、鵜呑みで信じちゃう人とか、自分の手元ではうまくいっているから大丈夫だなどと証明になっていない証明でハエの湧くような説得にかかる人とかが目についちゃうのが気にかかったり。

また現在のMS Officeがある意味情報ポータルになり得るOffice Systemへ進もうとしている状況に対する視点が抜け落ちちゃっている現状で「MS Office互換」と言っちゃうのもちょっと違うよなーなどとも思ったり。
このへんはMS Office自体がまだまだドキュメントプロセッサとしてしか認識してもらえていない現状では、アプローチとしては間違っちゃいないとは納得しつつ、でも「オモシロイ」ところへの理解が抜け落ちちゃっているようなあたりでちょっと残念だったりもするわけです。

さらに言ってしまうと、OOoや今回のGoogleパック提供StarSuiteがいつも「タダで使えるMS Offfice互換ソフト」としてしか取り上げないユーザ側の目線もあまり愉快ではなかったりします。

なんというか、

アイドルに激似という理由だけでモテている男の子の悲しさ、みたいなものを感じてしまうんですね。

確かに向こうは有名かもしれないけどさ、オレにだってオレなりに、奴にはないいいところだってあるんだよ。

みたいな。


さて、今回のGoogleのアクションが、勢力図を塗り替えるのか。あるいは新しい棲み分けができあがるのか。もしくは何も変わらないのか。

ちょっと興味を持って見つめてみたいところではあります。

2007年03月24日

04 ODF vs OpenXML

とーとつですが、ODFとOpenXMLの今ってどーなっているのよと。
つことでちょっと調べてみました。
基本的にはマイクロソフトの行動の方がかなり速く、OOoは最初ODFがISOに認められたところで一瞬アドバンテージ取ったかと思いきやその後息切れしちゃってるようなイメージで。

ODFにISOを先に取られちゃった(ISOは基本的の同種の規格を2つ認定しないそうで)マイクロソフトは、対抗上ECMAを取ってそこからISOへ提出される流れを作った、と。で、

ODFとOOXMLが今夏ISOでガチンコ勝負

てな状況になっているわけですが。
このへんがどうなるかでこれからしばらくの販売戦略やら各種システムでの実装の考え方が変わってきますので、私も本業がらみではらはらして見守っていたり。

Office 2003: XML Reference Schemas

2007 Office System: XML Schema Reference
(妙に小さいなぁ…ドラフト?)

このへん、どうも同名のマルウェアがあるらしいので、自分で探してダウンロードするなら要注意。

OpenDocument Format for Office Applications (OpenDocument) v1.0
OpenDocument - フォーマット構造の解説(日本語訳)


MS、OfficeでOpenDocumentをサポート

OpenXML/ODF Translator Add-in for Office

ODF Add-in for Microsoft Word
このへん技術/作業的にはたぶんNovellと連携。


Novellによる「始めるよー」プレスリリース

Novell、OpenOffice.orgにOffice Open XMLをサポート追加
Novell、Open XML対応OpenOffice.org提供へ - 提携の具体的成果となるか
Novell、OpenXML/DOCX変換ツール - MSとの提携成果

OpenOffice.org 2.0.4, Novell Edition

OpenOffice. OpenXML Translator(Novell)
つことでこちらはOOoに組み込むOpenXMLアドイン。

Sun、ODFとOffice 2003の変換用プラグイン発表
Star Officeもガンバっているらしい。
ちなみに、確か当初「Star Office」は日本ではNECの登録商標で使えず「Star Suite」と名乗ることにしたはずだったのだが、いつの間にStar Officeと呼ばれるようになってしまったのか。


Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック
以前のMS Officeで2007Officeのファイルを読み込めるようにするためのAdd-inパック。
以前のOffice→2007はそのまま取り込めるが、図形とかむちゃくちゃ崩れて使い物にならないということはご存じか。


その他関連情報。

"Google版ミニオフィス"登場 - Goole Docs & Spreadsheets
確か以前にどこかが同様のサービスを始めていたはずなんだが、思い出せない。

OpenOffice.orgはVistaで動くのか 

OpenOffice.org 独自ビルドプロジェクト
今日現在、2.2.0_m7のSnapShotビルドまで入手可能っぽい。
可知さんのメモではVistaとの相性の悪い部分は2.2で吸収予定とのことなので、どう実装されるかが楽しみ。

NeoOffice
Mac版OOoの一提供形態。OpenXML(Word)とExcel Macro対応がウリだそうだが、OOoご本家もそーいぅ流れの対応なんだろうか。調べだすときりがないなぁ…

2003年09月10日

03 インストールしてみた

(1) バイナリパッケージのダウンロード

バイナリパッケージ。

聞き慣れない言葉ですが、まぁざっくばらんに言っちゃえばインストーラのことですね。

では、なんでわざわざインストーラと言わずにバイナリパッケージと呼ぶか。
これは、インストーラといぅ言葉が主にWindowsで使う言葉だからなんです。

まず、OOoはオープンソースです。
ので、公開されている正式なものはソース - 人間が実際に書いたプログラムの元、なわけです。
ですから、実際にコンピュータで動作する形式のプログラムファイルは、元のソースファイルと区別して呼びたくなります。

で、ソースに相対する言葉としてバイナリ(マシン語ファイル)と呼びます。

また、Windowsではソース非公開。バイナリ(実行形式 - マシン語ファイル)を、きちんとWindowsマシン上で動作できるよぅな調整も含めて自動的に行ってくれる形にパッケージングしたものを配布するのがふつーですが。
linuxなんかではソースのまま配布して個々の環境でビルドとゆーかメイクとゆーかすることも多いんですね。環境ごとの差異をそのへんの作業で吸収できるといぅメリットもあったり。

OOoはマルチプラットフォーム(WindowsでもUNIX/linux/BSDでもMacでも使えます…もちろんバイナリは別々ですけど、ソースの基本的なところは同じ)です。
OSが違うと、インストールのしかたや概念もけっこぅ違ったりします。
そんな考え方の違ういろんなOSに対して統一した用語でOOoを説明しようとすると、各々のOS事情とはちょっと異質な言葉づかいになったりもするんですね。

てことで、バイナリパッケージ
インストーラではなくてバイナリパッケージ。なじんでください。



で、バイナリパッケージの配布サーバ一覧のページはこちら
慶応大学サーバのような、「言語」が日本語、「対応OS」がWindowsのサーバを選べば間違いはないかと。

慶応大学サーバであれば上記ページのリンク先(ftp)に表示されるOOo_1.0.3.1_Win32Intel_install_ja.zipがオフィシャルなバイナリです。

なんですが。

実はオフィシャルバイナリはバージョン1.0.3.1でして。

2003.09.08現在、新しいバージョン1.1を作成中です。
これがけっこぅいいところまでできあがっていて、正式リリース直前なんですね。
で、ほとんどバグも取れた最終確認版(rc4)がSourceForge.jpOpenOffice.org 独自ビルドプロジェクトなどで公開されています。

あくまでも正式リリース前の動作検証版ですので、まだバグが隠れている可能性ももちろんあります。
が、1.1のrc3から、

OpenOffice.org Basicのヘルプが日本語になっているんです。

今までも本サイトではMS OfficeのVBA(Visual Basic for Application)なんかをさんざん取り上げて来た関係上、OOoでもぜひOOoBasicをイジってみたい。
てことで、今後本サイトのコンテンツをご利用いただくため(?)にも、1.1rc4の入手を強く、しかし無責任にお奨めしておきます。



で。OOo1.1rc4をダウンロードしましょう。

これ、上述の「OpenOffice.org 独自ビルドプロジェクト」のページでは[OpenOffice.org japanese localized version for Windows]-[OOo_1.1rc4_Win32Intel_install_ja_curvirgo](2003-08-25 23:36 73.3MB)がそぅです。

2003-09-06 13:57に.NET2003版もアップされていますが、実行できるマシンをお持ちの方が少ないよぅな気もしますし、VC++6版より重そぅな気もしますので(未確認)、今回はVC++6版バイナリを使うことにします。

[OOo_1.1rc4_Win32Intel_install_ja_curvirgo]のリンクをクリックすると、サーバの一覧が表示されます。
どこを選んでも入手できるバイナリは同じものですから、お好みのサーバのダウンロードセルのアイコンをクリックします。
これでダウンロードが開始されます。
それにしても71.5MB(エクスプローラ上の表示)。で、でけぇ。
私のインターネット環境(NTT東日本12M-ADSL)で約2分。

しかもこのダウンロードファイルはZIP形式で圧縮されたものですから、入手後さらにホントのバイナリ(≒インストーラ)に展開する必要がありまして、このバイナリが約74.1MB。HDDの空き容量としては合計145MBないと、まずバイナリが入手できないということになります。

さらにそのバイナリをインストールするわけで。
標準でインストールした場合、300MBほどの容量が必要なんだそぅです。ので総合計445MB。展開した時点で元のZIPを削除したとしても374MB。

くれぐれも十分なHDDの空き容量の準備をお忘れなく。

(2) Javaランタイムのダウンロードとインストール

ZIPファイルを入手できたら、もぅひとつ。

Javaのランタイムも入手し、事前にインストールしておいた方がOOoの機能をもれなく使える、といぅことになっています。
のでこれも入手・インストールしておきましょう。

こちらについては詳しくは説明しません。本筋ではないので。
すでにインストール済みの方はそのまま先へお進みください。

まだの方は、最近人気の高速WebブラウザOperaのJavaオプション付きをダウンロード→インストールしましょう。なんだかんだ言って、これが一段簡単で楽ちんです。

よけいなものはいらん!といぅ方はSunのサイトからJ2SE v 1.4.2_01のJREをダウンロード→インストールしていただければいいんですが、全編英語ですし、まぎらわしいファイルがいっぱいありますのでちょっと大変かもしれません。

ふつーのWindowsマシンをお持ちで、特にJavaでプログラミングをするつもりがないのであれば。
[Download J2SE v 1.4.2_01]-[Windows Installation]-[JRE]の[Download]をクリック。ISDNやダイヤルアップの方は[Windows Offline Installation]の方がいいかもしれません。…ややこしいなぁ。

(3) インストール本番

さて、Javaの準備ができたら、先ほどのZIPファイルを展開してください。
全部のファイルをベタで同じフォルダにツッコんでしまってかまいません。

で展開が終わったら、setup.exeをダブルクリック。
これでインストーラの実行が開始されます。

030908-01.gif
fig.1 setup.exeを起動した直後に表示されるプログレスバー

030908-02.gif
fig.2 セットアッププログラムへようこそ

このへんはさくさく進んでいきましょう。[次へ(D)>>]をクリック。

030908-03.gif
fig.3 重要な情報

あれ?こんな画面、rc3まではなかったよぅな。でもただの私の勘違いのよぅな。
日本ユーザー会の皆さん、がんばってくださっています。
ja(日本語版)に特化した情報もたっぷり。すごいなー。

などと感心しつつ[次へ>>]をクリック。

030908-04.gif
fig.4 ソフトウェア認可協定

えー、肝心要な使用ライセンスが英語です(T-T)。

基本的な考え方は本コンテンツでもOpenOffice.orgとは何かのあたりで説明しましたので別にこの文書を正確に読み下さなくてもいいんですが。
気になる方は、OpenOffice.org Binary Licence 日本語訳(参考)のページに参考訳がありますのでご参照ください。
もっともまだ作業中なので、英語のままの部分もあるんですが。

ライセンス文書を一番下までスクロールさせると、[2. 認定許可に同意する。]の[協定条件に同意します。(C)]チェックボックスがアクティブになりますので、そこをチェック。
→[次へ>>]がアクティブになりますので、そいつをクリック。

030908-05.gif
fig.5 ユーザーデータの入力

ここに入力された情報が、OOoで作成した各文書に埋め込まれたりします。
ここは好みで好きに入力してくださってけっこぅなんですが、私は不用意に個人情報を流したくないタチですので、ハンドルネーム、イニシャル、国名程度で。
後で書き換えもできますし、あまりこのへんは気にしないでいーです。たぶん。

ご自分なりの必要事項を入力し終えたら[次へ>>]をクリック。

030908-06.gif
fig.6 インストールの種類を選択

ここはデフォルトの[標準インストール(C)]を選択しておきましょう。
たぶん初めて使う方がほとんどだと思いますので、コンポーネントを選択しよぅにもどのコンポーネントが自分に必要なのかの判断は難しいと思いますし、最小限のインストールなんかしちゃった日には、特定の機能が正常に動作しない原因が最小限インストのせいなのかOOoのバグなのか判断できなくなってしまいますので、よっっぽど詳しい方以外は標準にしておきましょう。

「このインストールには173.4MBのディスク空き容量が必要です。」などと書いてありますが、もーこの空き容量についての情報はあちこちで違っているので信用し切れません。まぁOSごとにバイナリサイズや必要な環境用のファイルの量も違うでしょうしね。
先ほどの「重要な情報」文章では、「ハードディスクの空き容量 250 MB(中国/日本/韓国語版は 300MB)」とあります。私が見た限りこの数値が一番大きかったので、本コンテンツではこの情報を採用しています。大は小を兼ねるでしょう、この場合は。

[次へ>>]をクリック。

030908-07.gif
fig.7 インストールディレクトリの選択

インストール先のフォルダを指定します。
このへんは好きずきでどぅぞ。

フォルダを指定したら[次へ>>]をクリック。

030908-08.gif
fig.8 作成しますか?

指定したフォルダがHDDに存在しない場合には、こんなダイアログボックスが表示されたりします。
このへんはふつーのWindows用ソフトと同じ感覚で。 [はい(Y)]をクリック。

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fig.9 コピー開始

[インストールする]をクリック。

030908-10.gif
fig.10 OpenOffice.org 1.1.0のインストールプログラム

えーと、これは、MS Officeが先にインストールされているマシンにだけ表示される画面なのかもしれません。
私、MS Officeの入っていない環境を持っていないので確認できないんですよね。
まぁ本気でOooでMS Officeのドキュメントをイジるとでも思っているんでない限り、このヘンのチェックは全部外しておいた方が無難です。
互換性がどこまであるかちょっとアブナい部分もあるかもしれませんしね。

私はHTMLエディタも使い慣れたものがあるので、OOoを標準にする気はありません。のでこのチェックも外して。

[OK(D)]をクリック。

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fig.11 Java セットアップ

(2)で先にJavaをインストールしておいた方は、[インストールされているJava Runtime環境を使用する]オプションボタンにチェックが付き、かつ[以下のJava Runtime環境が見つかりました]がアクティブに、さらに実際に見つかったJava環境のパスが表示されているはずです。

私の環境にもJavaは入っているんですけどね…なぜか見つけてもらえません(T-T)。
ので、[手動で検索(B)...]をクリックして自力で指定。

030908-12.gif
fig.12 ディレクトリを選択 - 自力でJavaフォルダを指定してみました

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fig.13 なんとか認識してもらえました

[OK]をクリック。

030908-14.gif
fig.14 コピー中の画面(部分)

ダイアログボックスは表示されず、バックグラウンドかと思っていたデカい背景に進捗状況と残り時間が表示されます。

しばらく待っていると、[プログラムファイルのコピーと解凍]→[コンポーネントの登録]→[ローカル設定の作成]と進み、すべてが終了すると完了を知らせるダイアログボックスが表示されます。

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fig.15 インストールの終了

一部のWindowsでは、この後再起動を促す画面が表示されるといぅ噂も聞きましたが。
私の環境ではそんなこともなく素直に完了。

[完了(D)]をクリック。

無事にインストールできていれば、スタートメニューに「OpenOffice.org 1.1.0」のサブフォルダができあがっているはずです。

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fig.16 OpenOffice.org 1.1.0のあるメニュー

(4) 初めての起動

では、スタートメニューからOOoを起動してみましょう。
「表計算ドキュメント」か「文書ドキュメント」あたりがMS Officeと同じよぅな起動のしかたですので、違和感がないかもしれません。

OOoそのものの表示と同時に、「OpenOffice.org 登録」のダイアログボックスも表示されます。

030908-17.gif
fig.17 OpenOffice.org 登録

[今すぐ登録]を選択すると、OOoコミュニティのUser Surveyページが起動されます。
全編英語ですし、文章回答形式のアンケートも付いていますので、英語の苦手な日本人としてはなかなかしんどい登録作業です。
細かい住所まではどぅかと思いますが、答えられるだけ答えてあげた方がユーザからのフィードバックとして貢献できるかもしれません。

ちなみに。

User Surveyページの設問の意味は、だいたいこんな感じです。
もちろん私は英語にまったく自信がありませんので、いつもの超訳ってことでひとつ。

1. Name:氏名。
2. Address:住所。
細かい条丁番地、部屋番号を書きます。
「中央区片隅町1条2丁目3番地 なんとか荘4号室」であれば、「#4,NantokaSo,1-2-3,Katasumi-Cho,Chuo-ku」みたいな感じで。
3. City:市町村。
「Sapporo」とか。
4. State:都道府県。
「Hokkaido」とか。
5. Zip:郵便番号。
英米とは郵便番号のフォーマットが違うので、記入してもたいして役に立たないかもしれません。
6. Country:国。
7. Company:所属会社。
学校もここに記述します。
8. Position:所属部門。
学生であれば学部とか学年とか。
9. Title:役職とか肩書きとか。
10. Phone:電話番号。
11. Fax:FAX番号。
12. Email:Eメールアドレス。
13. Primary language spoken:もっともよく使う言葉は何語ですか?
「Other:」は、その他の言語を使っている場合ですね。日本語は選択肢の中にあります。
14. What language do you work in when you use your OpenOffice.org software?何語版のOpenOffice.orgを使いますか?
「Other:」は、その他の言語を使っている場合ですね。日本語は選択肢の中にあります。
15. Where are you mainly using a computer?主にどこでパソコンを使っていますか?
選択肢は「職場」「自宅」「学校」「その他」。
16. Your operating system(s):あなたのマシンのOSは?
だいたい見覚えはありますが…「IRIX」とか「Tru64」とかは知らないなぁ。
17. Please rank your use of the following applications:
(1- not using; 5 - most used)
以下のアプリケーションをどのくらいの頻度で使っていますか?
(1:まったく使っていない ~ 5:非常によく使う)
分類は上から、「インターネット/コミュニケーション系」「ワープロ」「表計算ソフト」「データベースソフト」「プレゼンテーションソフト」「グラフィック/写真系」「プログラミング系」「その他」。
18. How are the following applications used in your office/school ?
(1 - not used; 5 - most used)
あなたの会社/学校では、以下のアプリケーションがどのくらいの頻度で使われていますか?
(1:まったく使っていない ~ 5:非常によく使う)
分類は17.と同じですね。
19. How did you find out about OpenOffice.org ?OpenOffice.orgを何で知りましたか?
選択肢は「報道」「テレビ・ラジオ」「Webサイト」「友人から」「検索エンジンから」
20. How long have you been using OpenOffice.org?OpenOffice.orgの使用経験年数は?
選択肢は「1年以上」「6~12ヶ月」「1~6ヶ月」
21. Where are you primarily using OpenOffice.org ?主にどこでOpenOffice.orgを使っていますか?
選択肢は「職場」「自宅」「学校」「使ってません(でいいのかな?)」。
22. What applications do you primarily use in OpenOffice.org ?OpenOffice.orgの中でもっともよく使うのはどの機能ですか?
選択肢は「文書ドキュメント(Writer)」「表計算ドキュメント(Calc)」「プレゼンテーション(Impress)」「図形描画(Draw)」「HTML形式ドキュメント」「使ってません」。
23. What one thing bothers you the most about OpenOffice.org ?OpenOffice.orgについて、一番不満に思っている点をひとつ挙げてください。
24. What one thing do you like the most about OpenOffice.org ?OpenOffice.orgについて、一番気に入っている点をひとつ挙げてください。
25. What new components do you need added to OpenOffice.org ?OpenOffice.orgに追加してほしい機能を教えてください。
26. Which of following components you need first improved/added ?以下の機能の欲しさ加減を教えてください。
分類は上から「グループウェア(Eメール、カレンダー、共有ツール)」「WordPerfect(といぅワープロがあるんですよ)ファイルの取り込み機能」「より高機能なデータベース管理/レポートツール(Microsoft Accessみたいな奴ですね)」「マクロの記録・PDFのインポート/エクスポート機能(これは1.1で実装試行中です。このフォームは1.0.3用なんでしょう、きっと。)」
27. What other language would you like to see OpenOffice.org software translated to?今あるほかに、何語版のOpenOffice.orgがあるといいと思いますか?
28. What do you think about the way OpenOffice.org handles document import/export ?OpenOffice.orgに付属している文書のインポート/エクスポートの方法についてどのように考えますか?
すいません、この設問はちょっと意味がわかりません。
MS Officeとの互換性に満足しているか、といぅことでしょうか。
回答は「すばらしい!」「とってもいい」「まぁいい感じ」「ちょっとなぁ…」「だめじゃん」の5段階。
29. Did you know you can submit bug reports to OpenOffice.org, and they'll be worked out by the community for improving the next versions ?あなたがバグを見つけた場合OpenOffice.orgコミュニティに報告することができ、OpenOffice.orgコミュニティは次のバージョンでそのバグを取り去るべくガンバる、ということを知っていましたか?
30. Did you know that OpenOffice.org is not only an office suite but an open community of volunteers where you can contribute too in the creation and promotion of a free, high quality office software ?OpenOffice.orgが単なる高品質なオフィスソフトであるだけではなく、あなたも参加できる、そのソフトを管理開発するオープンなコミュニティをも指す言葉であることを知っていましたか?
ちょっとややこしいですね。
言いたいのは、「OpenOffice.orgがソフトの名前であると同時にそのソフトを開発しているコミュニティの名前でもある」ということと「OOoコミュニティはオープンなものであり、あなたも参加することができる」ということだと思うんですけど。
31. We believe that office software can be free for anyone to use and we strive to accomplish this through OpenOffice.org. If you would like to help/participate what would you like to do most ?
(For instructions on how to participate please refer to the next page.)
私たちは、オフィスソフトは無料で/自由に使えるようになるべきであり、OpenOffice.orgによってそれが可能になると信じています。
もしあなたが参加/支援してくれるとしたら、何を一番したいですか?
選択肢は「翻訳」「普及啓蒙」「プログラミング」「バイナリの作成と提供」「テスト(バグ出し)」「なにもしたくない」「その他」。
32. Would you like to be included in our mailing list for announcements, updates, volunteer requests (you can unsubscribe anytime later) ?アナウンス、アップデート、ボランティアのお願いなどの情報が流れるOOoのメーリングリストに参加したいと思いますか?
(後でいつでも退会することができます。)
選択肢は「はい」「いいえ」「いゃすでに参加しているし」。
33. Any other comments/suggestions ?その他何かありましたら。
34. Would you like to receive direct e-mail contact from the OpenOffice.org community to answer questions about your experience with the software?あなたの「ソフトウェアを使っての感想や疑問」に回答するために、OOoコミュニティから直接Eメールを送ってもいいですか?

いゃ全部にまともに答えるのは大変だこんちくしょう。
でも、なんだか回答するだけでも支援になってるっぽいです。「あなたの支援は評価されました」とか言ってきますし。
できるものなら、できるとこだけでも、回答してあげてくださいね。

(5) 初めての微調整

さて、無事にユーザ登録も終わったところで。
起動したOOoに目を向けてみましょう。

030908-18.gif
fig.18 初めて起動したOOo - Calc(表計算)

…メニューの文字がなんか汚い。小さいし。

これって、私の環境だけの現象かもしれません。システムフォント小さいのに取り替えてますし。

とか言ってもみったくないのは嫌。

てことで、メニューの文字を調整してみましょう。

まず、メニューから[ツール(T)]-[オプション(O)...]と選択します。

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fig.19 ただいまメニュー選択中

030908-20.gif
fig.20 オプション - OpenOffice.org

左側の機能リストから[表示]を選択、右側の[ディスプレイ]-[スケール(A)]を「110%」に変更。

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fig.21 オプション - OpenOffice.org - 表示

以上で[OK]をクリックすれば完了です。

030908-22.gif
fig.22 メニューの文字がきれいになった

なお、オプションの[OpenOffice.org]-[アクセシビリティ]-[その他のオプション]-[ユーザーインターフェースにシステムフォントを使用(F)]にチェックを入れるととんでもないことになるのでやめましょう。

030908-23.gif
fig.23 とんでもないことになった

漢字の一部や「ー」(長音記号)が表示されなくなったりします。

次はヘルプのフォント設定…を説明しよぅと思ったんですが、rc4では何も手を加えずにきちんと読めるよぅになっていました。
rc3までは置換テーブルを設定しないとfig.23と同じようにとんでもないことになっていたんですが。



以上でだいたい、使うための準備は完了です。お疲れ様でした。
次回から、表計算ドキュメント(Calc)を少しずつ使っていこうと思います。

2003年09月04日

02 OpenOffice.orgとは何か

いぇね、私もさっさと具体的な話に持ってきたいんですけど。

でもまぁOpenOffice.orgって何?ってとこをお話ししておかないと、こっから先がなんとなくちんぷんかんぷんになってしまいそぅなので。
ちょっと遠回りになりますが、ご勘弁ください。



まず、Openoffice.org(以下、OOo)はワープロや表計算ソフトなどをまとめてひとつにしたオフィスソフトです。

「えーっと、それはつまり、Microsoft Officeみたいなもん?」

はい、そのとおりです。 ただし、誰もが自由に入手・使用できる、フリーなソフトウェアです。

もともとは、MS Officeの商売敵であるソフト「StarOffice」を作っている、StarDivisionといぅ会社がドイツにあったんです。
StarDivisionは、商用目的で使わないといぅ条件で、StarOfficeを無償配布していました。
1999年にSun MicrosystemsがStarDivisionを買収、ちょっと名称やら配布方法やらがごたごたと変わりました。

で、現在、Sunが商品として売っているものは「StarOffice(日本では登録商標の関係でStarSuite)」。
同時にSunはその元々のソースを公開し、それをコミュニティが引き受けて独自に改良・提供し続けているオープンソースソフトウェア版が「OpenOffice.org」です。

どぅもコミュニティの名前も「OpenOffice.org」、ソフトウェアの名前も「OpenOffice.org」なのでややこしいんですが、提供元がそぅ言えってんですから、本サイトでもそぅ言ぅことにしますね。

で、日本語版については日本のコミュニティOpenOffice.orgユーザー会ってのがありまして、ここで各種OS用にコンパイルし終わった実行形式ファイルが配布されています。

サン・マイクロシステムズ(日本)のStarSuite紹介のページ
OpenOffice.org(オープンソース版を提供しているコミュニティ)のサイト
OpenOffice.orgユーザー会(日本)ミラーサイト(こちらの方が見やすそうなので…)



さて。気になる使用条件ですが。

実行形式ファイルをダウンロード→インストールして自分で使う分には、まったく使用制限はありません。思いつく限りのすべての操作も行動も可能です。
商用・業務での使用もOKとのことですので、会社の事務作業に使ってもいいですし、有料のセミナーのネタにしてもいいですし、販売してもいいはずです。
…タダで入手できるソフトを購入する方がいるかどぅかはさておいて。

ソースコードを配布したり、改良したり流用したりまたその結果を配布する時にはいろいろややこしい使用条件を理解する必要がありますが、使うだけならなーんも気にしなくていいですよ。



このへん、無料のオフィスソフトって強調する方がいるんですよね。
いぇ、確かに間違っちゃいないんですけど。ユーザー会でも「無料の」って大きくアピールしてますし。

でも。実は私、このへんちょっと不安です。

OOoはオープンソースのソフトウェアです。「誰かが作り手」でその他の人は「恩恵を享受するだけの使い手」、といぅよぅな従来の図式ではないんです。
そこを勘違いして、「使ってやってるんだから作者にどんな文句を言ってもいいんだ」的な発想を持つ人が増えてしまったら。
最悪、このプロジェクト自体が空中分解してしまいかねません。

できれば、ちょっとだけ

使い手も「使う」ことでプロジェクトに参加している

といぅ理解をしてあげてください。

プログラム作ったりコンパイルしたりパッチ当てたり素材作ったりマニュアル書いたり動作検証したり紹介したりしている方すべてがボランティアみたいなもんです。
使っていて「?」なところを見つけたらちょろっと報告してあげたり、そこまでしなくてもむやみに怒らず一緒に育てるつもりで待ってみたりしてあげてくださいね。

OOoには大きく育ってもらいたいもんです。
使う方一人一人がほんのちょっとでいいので「自分が還元できること」を考えてみるだけでも、育ち具合は全然違ってくるもんですよ。



さてここでいったん一区切り。

次回は、入手からインストールまで。実際の作業に入りますよ。

2003年09月01日

01 始めます

多方面に興味が散逸して一貫したテーマがちっとも感じられないさるですこんばんは。

以前にもちらっとご紹介しましたが、OpenOffice.org
こちらもそれなりにイジり始めましたので、いつものよぅに興味の赴くままに偏ったご紹介を始めよぅかと思います。

もともと本サイトはプログラム系のつもりだったんですが、私、VBAでのプログラミングや仕様書・説明書の記述なんかも生業の一部でして、そのへんの絡みからMS Office(好みはWordなんですが使用歴はExcelが一番ディープですね)→OpenOffice.orgまでたどり着いてしまったり。

ついでですから今までMS Officeについて書き殴った分も含めてOfficeで遊ぶといぅシリーズ展開にまとめることにしました。
相変わらず文章は濃いですし回りくどいですしさぞ読みにくかろぅと思いますが、いつものごとくご容赦いただけることを願って。

では、始めましょうか。